季節の変わり目は、いつも肌が荒れしてしまう私です。特に去年の5月は、仕事中にお客様にも『何かあったの？大丈夫？』と聞かれるぐらいの肌の荒れ様でした。そんな中出会ったのが、最新ニキビ薬の【べピオゲル】です。でもそれまでに色々と奮闘したので、その内容を今回は書いていきたいと思います。まず肌が荒れた時に最初にした事は、近所の行きつけの皮膚科に行く事でした。皮膚科に行ったところ、診断はカビとニキビと脂漏性皮膚炎でした。

脂漏性皮膚炎とは、皮脂が出過ぎてて自分の皮脂に反応して炎症を起こしてしまう現象です。ニキビは、コメドという皮脂が酸化したものが毛穴に詰まって、炎症を起こす現象です。カビは実は身体にも生息していて、そのカビが増えてしまって悪さをしているそうです。

最初の病院では、脂漏性皮膚炎とカビから治療するという事で、薬をもらいました。ですが、2カ月ほど続けても良くならず、先生も？顔。しかもその病院は、結構込んでいて予約をしても1時間以上待ってしまうのです。

セカンドオピニオンとして、違う病院にも行ってみようという事で、ネットで美容に特化した皮膚科に行く事に。麻布十番は飲食店も多いが、美容サロンも多く、クリニックも沢山あります。1つ目のクリニックは純粋な皮膚科＆内科だったので、今回は美容外科医に近い皮膚科に行きました。

診断はニキビ＆ブドウ球菌の繁殖。ブドウ球菌とは、お腹を壊す原因になったりする、そこらへんによくいる菌です。私の皮膚には、そのブドウ球菌が変化した菌がいたのです。どうしてブドウ球菌が変化した菌がいたのかというと、先の病院で色々な薬を使ったのが原因ではないかとのことでした。そう、菌は使用した薬によって、進化してその薬じゃ効かない耐性菌になるそうです。まるでG！怖いですよね。

そこから更に1ヵ月。その菌が効くであろう薬も使ったのですが、よくならず。その皮膚科は美容に特化しただけあって、エステも併設していたのです。そのエステでも施術をする事4回、何も変化がありません。むしろ荒れてる！で、とうとう先生もさじを投げて、大病院の教授に紹介状を書いてくれました。

最終的に行きついたのは、慈恵医大の皮膚科の教授の元でした。最初の診察で、教授の周りにはお付きの若い人よろしく、複数名の研修医が。みんなにジロジロ見られながらの診断は、凄く恥ずかしかったです。でも、教授が出した結論は『今の薬やエステを全部辞めて、基礎化粧品も化粧水だけにして、べピオゲル使ってごらん。』というシンプルなものでした。

えぇー！今まであんなに色々したのに、結局これ一本？
と半信半疑だったのですが、使用して2週間。。。

これは日本では最近使用が許可されたお薬らしいのですが、今まで使ってたニキビの薬より私にあっていた様で、あっという間に変化しました。

結局シンプル イズ　ベストなのかもしれません。数カ月続けていますが、再発もしていなくて、とっても快適♪さすが、大きい病院の教授だけあるのか、単に新薬が凄いのかはわかりませんが、感謝しています（＾＾）ニキビで悩んでて、べピオゲル使ったことが無い人は、一回チャレンジしてみる事をお勧めします。

ちなみに副作用として、若干だけ肌が赤くなってしまってますが、全然メイクで隠れる程度です。元々ニキビ跡のせいで、赤みがある肌だったので、個人的には気になりません。