『受け入れる』と『諦める』はどう違うのか

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退院してからのこの三ヶ月間、寝る間も惜しんで、他の事は全て置いておいて、あーちゃんのことをしてきた。

あーちゃんが起きている間は、療育で習った運動や良いと言われてる遊びを行ってきた。遊びと書いたけど、それは紛れもなく訓練だった。

眠くて、ダルくて、ボンヤリしてて、反応がないあーちゃんに、必死で目の前でオモチャをふって呼び掛ける。反応レベルに合わせて、行うメニューを決めて、起きている間はずーっと構い続ける。

24時間、夜中でも起きている時間は貴重だから逃せなくて、遊びと言う名の訓練を施した。自分の眠気や不調、ダルさは無視して、とにかく出来るだけやった。




実母や旦那は、あーちゃんがかわいそうだからって、ボーとしてる時間を作ってしまうから、自分が見なくてはって思ってやってきた。

そんな事を三ヶ月間続けたら、とうとう疲れはててしまったみたい。だってそうでしょ?やってもやっても成長は本当に少しで、努力に対しての見返りが少なすぎる。悲しくて、辛くて、楽しくないけど、今頑張らないとって、自分にムチをうってきた。

外で会う赤ちゃんは、笑顔で笑いかけてくる。あーちゃんは笑わないのに。

そんなこんなで先週、心療内科にいきました。まさか自分がそんな所へいくとは思ってなかったけど、とにかく誰かに話を聞いてもらいたくて。

先生は『お母さんは頑張ったけど、これからは頑張らなくても良い仕組み作りを頑張って』と言っていた。

他人にあーちゃんを任すのは、私にはとても難しいこと。元々、あまり人を信用してなくて、他人に助けを借りたくなくて、自分で全部を把握したいタイプだから、今回の事はなおさら。

他人に任すって事は、どうなっても仕方ないって思うのと似てる。あーちゃんの障害を『もうしょうがない』って思う事とイコールな気がしてた。だから嫌だった。

心療内科に行ったと聞いて、旦那がビックリした。夜はしばらく僕とお母さんがするから、寝るようにって。一週間それを続けてみたら

本当に不思議なもので、私が楽になったからか、この一週間のあーちゃんはとても良い。日中は私が見てるのだが、笑顔が出て、今まで出来なかった体の使い方も出来るようになってきた。

よくお母さんが幸せじゃないと、子供は良くないって言うけど、本当にそうなのかな?たまたま?

一先ず、家族に感謝しつつ、出来れば人に任せる時間を沢山作ろうと(その分私も楽になるから良い影響があーちゃんにあるかも。)、色々な療育施設を当たってるが、どこもキャンセル待ち。でも、まだまだ諦めずに探してみようと思う。